全国シニア将棋名人戦(通称、 シニア名人戦 )
日本将棋連盟の主催で行なわれ、日本将棋連盟の支部会員のみ参加資格がございます。
通称「シニア名人戦」。 60歳以上のアマチュア将棋最高位を決める大会として、例年参加者も多い。
主 催:公益社団法人日本将棋連盟
後 援:厚生労働省
協 賛:公益財団法人全国老人クラブ連合会
大会概要
概要
例年、1月~3月頃にかけて、都道府県代表選考会(予選)を各都道府県単位で行います。
奈良県大会は2月に川西文化会館(結崎支部主催)で行っています。
代表となった選手は、例年4月頃に行われる東日本大会、西日本大会を競技します。
また、東西大会の優勝者同士で、東西決戦を例年5月頃に行います 。
参加資格
その年の、1月1日現在で満60歳以上の支部会員となります。
予選参加について
所属支部の所在地の都道府県の予選大会に参加してください。なお、前回代表になった方は出場できません。
異なる地域の複数の支部に登録されている会員であっても、シニア名人戦の代表選考会に参加できる機会は
1回のみです。
大会についてのお問合せ 日本将棋連盟普及部にメール (fukyu@shogi.or.jp)
もしくは、電話(東京本部・03-3408-6165、関西本部・06-6451-7272)までお問い合わせください。
会場周辺地図 (川西文化会館)
第29回シニア名人戦 2022/2/13(日) 川西文化会館 参加者15名
優勝は、平野眞三さん(斑鳩町)


決勝戦:平野眞三vs長尾幸裕
3位決定戦:山本健三vs吹田修三
-
第1図…剛腕同士の相振飛車。
第2図…少し無理ぎみの▲開戦。
第3図…▽有利。第3図以下、▽82金と、駒の補充を計ったが、替えて▽86と、
の方が優る。 - 第4図…▲大優勢だが第4図以下、▲43銀が大悪手。
第4図より、▲43銀に替えて、▲23銀▽同飛▲同桂成▽同銀▲82飛。
以下、①▽62銀▲73角成▽56桂▲49金▽58銀▲39金▽同銀成▲同銀
▽71金▲63馬▽82金▲54馬▽22玉▲43金。
②▽42銀▲52金。 ①②の変化で▲良し。
- 優勝の平野眞三さんは、シニア名人戦初出場以来連続3回目の優勝です。
準優勝の長尾幸裕さんは、元アマ名人戦奈良県代表の強豪です。決勝戦は
両者の持ち味を見せてくれた名局です。
平野さんの県代表数は雑に数えて50回以上、その内全国大会優勝2回と、
奈良県アマ将棋界のlegendです。まずは1回目のシニア名人戦全国優勝を
期待しています、前回は全国大会で惜しくも準優勝でした。
優勝者は隔年参加のル-ルがあり、連続3回の優勝には6年を要しました。
西日本大会:令和4年4月22日(金)~24日(日)
大会会場:ザ・マ-カススクエア神戸 Tel 078-367-1356
会場経路:JR神戸駅・地下鉄ハ-バ-ランド駅下車徒歩2分
(見谷)
第29回シニア名人戦(東西決戦) 2022/6/11(土) 関西将棋会館
第29回シニア名人は、平野眞三さん(斑鳩町)
第29回全国シニア将棋名人戦の東西決戦が6月11日(土)に関西将棋会館で行われた。
今回の東西決戦は東地区代表の美馬和夫さん(千葉県・東葛支部。66歳)と西地区代表の平野眞三さん(奈良県・白鳳支部。66歳)
の対戦となった。結果は142手にて平野さんが勝利し、見事「シニア名人」の称号を獲得した。


東西決戦 美馬和夫 vs 平野眞三 感想戦の様子 感想戦に加わる常務理事井上慶太九段


厚生労働大臣杯を手にする平野眞三さん 準優勝の美馬和夫さん

過去の結果
第27回シニア名人戦 2020/2/16(日) 川西文化会館 参加者16名
優勝は、吹田修三さん(奈良市)

決勝戦:見谷 博vs吹田修三 3位決定戦:向出栄一vs梶原良雄



第26回シニア名人戦 2019/2/24(日) 川西文化会館 参加者19名
優勝は、平野眞三さん(斑鳩町)連続(隔年)優勝の平野さん、西日本大会から全国優勝を期待しています。
今回準優勝の横田さん、3位の大薮さん、は前年度と同じですね?、来期は?、他の皆様も
全員優勝候補です。次回も元気で出場しましょう。

決勝戦譜 ▲横田寿善 vs △平野眞三

-
第1図は、よくある形?、いや一手遅れて、玉と金の位置のが逆ですね。
第2図の、▲6七角は意味深淵、筋の良い一手に見えるが、結果
悪手で、まるまる桂損となり敗因になってしまった。
参考図は、局後盤側の野次馬さんが開口一番、第2図の▲6七角に替えて
▲5六歩△同銀▲3八角、で先手優勢ではと指摘された局面です。
以下、どのような展開になるか見たかったですね。
投了図前は、後手、自陣を返り見ず、読み切った高速の寄せで盤側を圧倒。
今回のシニア名人戦決勝戦は、連続(隔年)優勝の平野さんと、連続準優勝の
横田さんとの頂上決戦で幕が降りましたが、平野さんは西日本大会が待って
います。優勝候補の一人です。実力を発揮されることを願っています。
今回の参加者19名のうち、元県代表経験者は11名でした。
(見谷)
第26回シニア名人戦(東西決戦)
第26回シニア名人は、清水克真水さん(静岡県)
第26回全国シニア将棋名人戦の東西決戦が5月18日(土)に関西将棋会館で行われた。今回の東西決戦は東地区代表の
清水克真さん(静岡県・浜松支部。68歳)と西地区代表の平野眞三さん(奈良県・白鳳支部。63歳)の対戦となった。
結果は128手にて清水さんが勝利し、見事「シニア名人」の称号を獲得した。



東西決戦譜
